八戸でファースの家を作る工務店・住宅会社 ワコウホーム八戸でファースの家を作る工務店・住宅会社 ワコウホーム

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GREETING社長挨拶

私が家づくりのお手伝いを選んだわけ

私がこの仕事を選んだきっかけは父親の影響だったのかもしれません。

私がまだ産まれる前、父親は大工さんでした。
その後、バイクでの交通事故で1年の入院。
転職を余儀なくして、ダンプトラックの運転手をしていた頃に私は生を授かりました。

そんな父親は夜ご飯のとき、ほろ酔いになったら私を膝に乗せ
「浩之、大工さんはみんなが喜んでくれる仕事だ。」と想い出話をしてくれました。
「大工さんっていいな。」と幼い頃の私。
この想い出が現在の私につながっているような気がします。

父の膝に抱かれる3歳の頃の私

そんな経緯もあり、学校を卒業した私は建築現場で働くことを夢見て、
建築業界に進みましたが、与えられた仕事は住宅販売の営業。

営業は向いていないと思い込んでいたこともあり、なかなか仕事も思ったようには進みません。
現場の仕事ができないなら転職を決意。

新しい職場では念願の現場管理や作業ができたのですが、仕事の大半が土木工事の現場で、
やりたかった住宅建築の現場はほとんどなく、「これでいいのかな?」と、自問自答を繰り返す毎日でした。

そんなころに知り合ったのが妻です。

出逢った時からずっと今も、弱気になったときに私の背中を押してくれるありがたい存在です。

ここで再度、転職をしてワコウホームに入社していました。

ちょうど結婚したばかりの頃も、いろいろと悩む私を見て「営業とか工事とか関係なく、
喜んでもらえることにやりがいを感じているのなら目の前の仕事を一生懸命チャレンジして、
お客様に喜んでもらえることを一番に考えたら?」と、私の背中の後押しをしてくれていました。

結婚式直前に病気が判明し手術した父親。
なんとか結婚式には参列してくれましたが、結婚式から7ヶ月後に49歳という若さで他界。

その2ヶ月後に産まれた初孫の長女を見ることもなく
抱くこともない、とても寂しいお別れでした。

幼い長女を抱くたびに、父親の膝にいた自分を想い出し、
「大工さんっていいな。」って思っていたあの頃を想い出す事が増えました。
長女の顔を見ながら現場で働きたかったあの頃の気持ちを思い出し
職種は違っても、その仕事を頑張れている自分に嬉しく思う毎日でした。

娘たちが幼かった頃に行った旅行での写真。
お気に入りの1枚です。

そんな中、転機が訪れます。
翌年の2004年に会社の業績が非常に厳しくなりました。

この時期、私は建売住宅や規格住宅の現場管理や現会長が受注してくれた現場の設計や現場管理に追われていました。
やりたかった仕事を精一杯できている毎日でしたが受注状況の陰りもあり、
何か少しでも力になれたらと思い、夜は事務所で営業知識の勉強も始めていました。

ついに自分も営業の仕事をしていかないと会社の行く先も自分の未来も見えない状況になり、ここで私は決心します。

昔はあんなにやりたくなかった営業だけど一度、真剣に取り組んでみよう!
ある意味、開き直りだったのかもしれません。

昔から胸に貼りついていた「お家づくりっていいな。」という言葉。

現場で工事をするだけでなく営業としていろんなお手伝いをすることも、
もしかしたら自分にとってのやりたかったお家づくりなのかもしれないと思えた時に何かが吹っ切れた瞬間でした。

そう決意したのなら後は全力でチャレンジあるのみ。

家に帰って妻に話してみると「頑張れ!」と背中を叩かれる始末。
本当、妻には感謝しかありません(苦笑)。

そんな新しいスタートをした時に出逢った私のワコウホームでの営業1棟目のお客様はお子さんがアトピーで悩まれている方でした。

ワコウホームの家は、そういったお悩みの方にも充分満足して頂けるお家なので自信を持ってご提案はできますが、
土地の事や住宅ローンの事など様々なご提案も必要で慣れない営業マンの業務に四苦八苦の毎日。

結果、家づくりを任せてもらいました。

初めての受注も嬉しかったですが、何よりお引き渡しの時に言って頂けた「ありがとう」の言葉は
今でも思い出したら胸に来るものがあります。

建てて完成したら終わりなのではなく建てて完成して感謝されて初めて一区切り、
そこから長いお付き合いの始まりなのだなと思えた時にもう迷うことはない自分の進む道がやっと決まったように思います。

ありがたいことに、それからも多くのお客様に可愛がって頂いています。

2020年に、先代よりワコウホームを引き継ぎ代表取締役となりました。
血がつながっているわけでもないのにバトンを渡してくれた先代、
現会長には感謝の気持ちでいっぱいです。

長年にわたり私を応援してくれる妻や娘たち、スタッフのみんなや協力業者のみなさん、
何より私を信じて家づくりを任せてくれた皆様にも感謝します。

家づくりは、いい家を建てて当たり前ですが、いい家を建てるだけでもいけません。

地に足の着いた人生設計、家族みんなで形付けていくプランづくりや土地探し、
身の丈にあった無理のないお金の計画なども並行してやることが大事です。

そんな、おせっかいをしながら「ありがとう」と言ってもらえる家づくりのお手伝いをすることが
私の追及していく人生の使命だと信じて今日もいろんなことにチャレンジする毎日です。

私の長いお話にお付き合いくださって、ありがとうございます。
今度は是非、ワコウホームの見学会でお会いしましょう。
全力で応援します!

ワコウ建設株式会社 代表取締役 ワコウ建設株式会社 代表取締役