社長通信

今日は「なぜ、高額だけど私はダブル断熱(付加断熱)を標準仕様としているのか?」についてのお話です。

こんにちは!

八戸市「ファースの家」施工店

「住んでから後悔しない家づくり」

をご提案している

「しあわせ家族をつくる住宅専門店」

ワコウホームの深畑 浩之です!

今日は「なぜ、高額だけど私はダブル断熱
(付加断熱)を標準仕様としているのか?」
についてのお話です。

結論からお話ししますと、

「断熱性能の強化」

「壁の中の柱や間柱などの断熱材を入れられ
ない部分の断熱強化」

の為であります。

当社が造るお家の壁の断熱は、全棟において
ファース工法専用断熱材であるFASボードと
硬質吹付断熱材エアクララによるダブル断熱
(付加断熱)を標準仕様としています。

断熱には壁の中に断熱材を施工する内断熱
方式と壁の外側に断熱材を施工する外断熱
方式があります。

この他に、内側にも外側にも断熱材を入れる
方式をダブル断熱(付加断熱)といいまして、
当社が標準仕様としている断熱方法です。

ダブル断熱(付加断熱)にすると

「断熱性能が高くなる」

というのはもちろんの事、その他の良い特徴
として熱橋(ねっきょう)が少ないです。

熱橋(ねっきょう)というのは

内断熱方式の場合、柱と間柱の間に断熱材を
入れていくのですが、柱は断熱材より断熱
性能が弱いので、柱から熱が出入りしてしまう
という現象の事をいいます。

例えばですが、

グラスウールの熱伝導率は0.038です。
木の熱伝導は約0.15です。(材種で違います)

そうしますと、木の部分はグラスウールの所
より4倍の速さで、熱を逃がしてしまいます。

分かりやすく下記の図でご説明すると、「熱橋
と書かれている木材の部分」と「断熱材の部分」
とでは、熱の出入りが4倍位違うという事になり
ます。

ダブル断熱(付加断熱)にしますと、熱橋部分で
ある柱からの熱の出入りを抑えられます。

ダブル断熱も壁の仕上げをしてしまえば、見え
なくなってしまう部分です。

ですが、ダブル断熱(付加断熱)にして、断熱
の強化と熱橋による断熱のムラを少なくする事
によってお施主様のお家の

「光熱費が抑えられる」

という事になります。

お家が完成してからお家の断熱の強化をする
のは、結構大変な工事となります。

以上の事から、高額だけど私はダブル断熱
(付加断熱)を標準仕様としています。

皆様のご参考になれば幸いです!

今日は、この辺で!

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