こんにちは！

八戸にて「壁の中で結露しない
年中快適を保ち続ける家」を建てている

「しあわせ家族をつくる住宅専門店」

ワコウホームの深畑　浩之です！

今日は、「お家の性能の数値を言われても、
よく分からないのですが…」についての
お話です。

先日に、お客様から「お家の性能が大事
という事は分かるんですが、数値を言われ
ても、私にはピンとこないんですよね…」

と、お話をされていましたので、今日は
その部分のお話をしたいと思います。

結果からお話ししますと、難しい言葉は
覚えられなくて良いので、基準になる
数値や項目だけチェックすれば良いです。

住宅会社の担当者から、

外皮平均熱貫流率 UA値が…

相当隙間面積 C値が…

耐震等級が…

こういう数値なんです！
だから、ご安心下さい！

っていう感じで言われても、分からない
ですよね（汗）

正直、目に見える訳でもありませんし、
UA値が0.3とか0.4とか0.5とか言われて
も、体感出来るわけでもありません。

ですが、正直なお話し、お家の性能にも
注目はしてもらいたいです。

生活してからの暮らしやすさが、全く
違ってくるからです。

ですが、youtubeなどで情報を入れすぎて、

UA値がＨＥＡＴ20Ｇ１とかＧ２クラス
じゃないとダメなの⁉

という感じに思って、数値ばかり見るように
なるのも、どうかなと思います。

ですので、私がチェックした方が良いと
思う基準を、お伝えしますね。

あれこれ見てチェックするのも大変なので
長期優良住宅仕様を基準にすると良いと思い
ます。

長期優良住宅仕様になっていると断熱性能と
耐震性能はもちろんの事、他の部分も一定
以上の基準をクリアーしているお家となり
ます。

市から認定書も出まして、「このお家は長期
優良住宅のお家ですよ！」という証明もして
もらえます。

この認定書が出るのか？が大事です。

自称長期優良住宅仕様では、ちょっと心配
ですよね。

各住宅会社のＨＰに書かれています。
チェックしてみて下さいね。

それで、ご自身が断熱性能とか耐震性能に
ついても、こだわりたいのであれば、住宅屋
さんと相談して、ご予算と相談しながら、
そこの性能を上げれば良いと思います。

住宅会社さんによっては、

断熱性能はHEAT20 G1とかG2クラスに
する事が大事です！

という方がいらっしゃるのですが、私から
言わせれば、

その性能は何年続くのですか？
実績はありますか？

と、お聞きしたいです。
新築時の数値だけ良くしても、続かなけ
れば意味はありません。

それでは、付き合っていた時はあんなに
優しかったのに、結婚したら…

というのと同じです(笑)

性能が持続するなら、性能を上げるのは
とても良い事だと思います。

次に、耐震性能です。

ここは最高クラスの耐震等級3が良いです。

熊本地震では、震度7の揺れが立て続けに
2回起こり、1度目は耐えたが2度目の地震で
倒壊した住宅も多数ありました。

そんな中、耐震等級3の住宅は2度の震度7に
耐えていたことが、専門家の調査によって
明らかになっています。

ですので、万が一の為にも、ここは耐震等級3
にしておいた方が良いと思います。

ちなみにですが、耐震等級3相当というお家は
耐震等級3のお家ではありませんので、ご注意
下さいね。

ここに、もう一つです。

気密性能です。

気密性能は、1.0㎠/㎡以下は欲しいです。
これも、新築時の数値が良くても、続かな
ければ意味はありません。

ここで注意ですが、断熱性能と気密性能は
セットです。
断熱性能が良くても、気密性能が悪ければ
意味ありません。

分かりやすくお話ししますと、真冬の時期に
ダウンコートを着て、前のチャックを半分
開けているのと同じです。
当然寒いです。

気密なき断熱は無力なのです。

こんな感じですかね。

皆様のご参考になれば幸いです！

今日は、この辺で！