こんにちは!
八戸市「ファースの家」施工店
「安心」と「快適」を保ち続ける
家づくりを信念としている
ワコウホーム2代目社長の深畑 浩之
です!
ファースの家とは
「快適な温度」
「心地よい湿度」
「きれいな空気」
これらを自動でコントロールする
ワコウホームお客様満足度No.1!の
健康住宅の事です。
一年を通して快適な住環境を実現
します!
今日も毎日更新ブログ(1463号)を
見ていただきありがとうございます!
今日は「先日にミャンマーで起きた
地震の報道から思うリフォームの事」
についてのお話です。
先日ミャンマーで大きな地震があり
ましたね。
現地では多くの建物が倒壊してい
たり傾いたりしているようです。
死者も1000人を超えていて行方
不明者30人けが人は2376名という
ニュースを読みました。
亡くなられた方のご冥福を心から
お祈りいたします。
それと一人でも多くの方が救出
される事を祈っています。
そして一日でも早い復興を願って
います。
タイの首都バンコクでは建設中の
高層ビルが倒壊したようです。
倒壊する瞬間の映像も見ましたが
とても衝撃的でした…
やはり地震は怖いですね。
こういう地震のニュースが報道され
ますと
「うちの家はどうなのか⁉」
と思われる方も少なくないと思い
ます。
我が家も古いし大きい地震がきた
時に耐えられるのか⁉
と心配になりますよね。
例えばワコウホームに
「我が家も古いしあちこち傷みも
出てきてこのまま住み続けるのは
不安…」
「大きい地震がきたら耐えられるか
どうかも心配…」
「でも出来ればお金は安く済ませ
たい…」
「大規模リフォームをして地震にも
強くしておくか…」
「もしくはお家を建て替えるか…」
という感じで悩まれているお客様が
ご相談に来られたとします。
私がアドバイスさせていただくなら
お客様のお家の築年数をお聞きして
そのお家がどの耐震基準で建てられ
ているか?
を判断しアドバイスさせていただき
ます。
お客様にお家の築年数をお聞きする
事によってお客様が住まわれている
お家が
旧耐震基準なのか?
新耐震基準なのか?
どちらの基準で造られたお家なのか?
これが分かります。
分からない場合は法務局で建物の
登記情報を調べると分かります。
(情報が無い場合もあります。)
この旧耐震基準と新耐震基準との
境目ですが1981年(昭和56年)
です。
ですので、
この前に建てられたお家であれば、
耐震強度が弱いです。
リフォームも出来ますが、かなり
大がかりになりますので
建替えとの金額がそんなに変わら
ないのでは⁉
といった事になりかねません。
ご相談に来られたお客様も建て替え
の方に気持ちが動いていく場合が
多いと思います。
それと、
私は過去に何回も旧耐震基準のお家
の解体現場に立ち会った事があり
ますが、
・お家を支える為の基礎のコンク
リートの中に鉄筋が入っていない
・建物を支える為に必要な基礎の
量が少なすぎて不十分
・建物を支える為の基礎なのに
強度の弱いコンクリートブロック
が使われている
というのが実際にありました。
鉄筋が全く入っていない基礎の
断面参考写真(昭和52年新築)
鉄筋が全く入っていない基礎の
参考写真(昭和54年新築)
そもそも、
コンクリートの中に鉄筋が入って
いなければならないの⁉
と思われる方も少なくないと思い
ます。
結論からお伝えしますとコンク
リートの中に鉄筋は入っていなけ
ればなりません。
理由は、
コンクリートの中に鉄筋を組んで
入れる事で強度が格段に強くなる
からです。
コンクリートには弱点があります。
コンクリートというのは圧縮の力
には非常に強いのですが引張りの
力には弱いのです。
その弱点を補うのが鉄筋です。
鉄筋は圧縮の力には弱いのですが
引張りの力には非常に強いのです。
なので、
コンクリートと鉄筋を一体にして
それぞれの弱点を補う事によって、
鉄筋コンクリートという強い建設
資材になるのです。
しかも、
鉄筋は火や水に弱いのですが、
それをコンクリートで覆う事に
よって
鉄筋のもう一つの弱点も補って
います。
なので、
コンクリートの中に鉄筋を組んで
入れる必要があります。
ちなみにですが
コンクリートの中の鉄筋は細かく
配置されていれば配置されている
ほど強いのです。
ワコウホームが造る基礎の鉄筋
話を元に戻します。
上記の写真でお伝えさせていただ
いたように
旧耐震基準のお家は基礎の強度が
不十分な場合があります。
こういう状態で上物の建物だけを
リフォーム(耐震性を上げる工事
を含む)しても、
基礎の強度が不十分なので私は
リフォームはお勧めしません。
時々、
「築50年以上経ったお家をリフォ
ームして新築のお家みたいになり
ました!」
といった広告を見ますが、
(基礎は大丈夫なのかな⁉)
と個人的に思ったりします。
今日はこの辺で!