◇見えない心を磨くには、見えるところからまず磨く。◇
道具を大切にする人は将棋も上達する。
将棋の大山名人は、将棋の上達法を聞かれるとこう答えることがよくあった。
「まず一枚、一枚の駒をマス目の中にキチンと置くようにしなさい」
「道具を大切にする人は将棋も上達する」
いずれも将棋の強さとは、関係のないことのように思える。
対局中、弱い人の駒は乱れて置かれることが多く、強い人の駒は、乱れない。
それだけ、駒に気持ちが集中しているのである。
逆にいえば、駒をマス目の中にキチンと置くことを心がければ、
気持ちは自然と集中するというわけだ。
大山康晴さんの
『道具を大切にしなさい』
はあらゆる分野に通ずる名言ですね!