こんにちは。
家づくりアドバイザーの深畑 浩之です(^^ゞ
4月のフラット35の金利が発表されましたね!
今月のフラット35の金利は1.54%(21年以上返済の場合)です。
フラット35の金利で史上最低を更新した金利は今月の2月の1.37%でしたが、先月は1.47%で今月は1.54%となってきています。(ジワジワ上がってきている!?)
皆様もご存じの様に、家の買い時の大きな要素として金利があります。
もちろん、金利が安い時に住宅ローンを組むのが一番ですね!
ただし、この金利が今後どうなっていくのかを予測する事は絶対に不可能です。プロの方でも分かりません。
皆様は、ご存じの事と思いますが、2000万円とか3000万円の住宅ローンを組むと、支払う利息だけで数百万円~1千万円以上支払う事になります。
まぁ、人生の中で一番高い買い物は、お家より住宅ローンと言われるところですよね。
という事で、今日は金利の怖さという所のお話したいと思います。
今から5年前の平成22年4月のフラット35の最低金利は2.59%でした。
5年後の今現在の金利は1.54%ですので、今よりも1.05%金利が高かった事になります。
5年前の4月と今月に2500万円35年返済で住宅ローンをフラット35で組んだ場合の比較をしてみますね。
平成22年4月(5年前)の場合
借入金額 2500万円 金利2.59% 35年返済
月々返済 90,584円 ボーナス返済 なし
総返済金額 38,045,188円
平成27年4月(今現在)の場合
借入金額 2500万円 金利1.54% 35年返済
月々返済 77,036円 ボーナス返済 なし
総返済金額 32,355,347円
総返済金額というのは、借りたお金と利息を足したお金になります。
さて、上記の金額を見ていかがでしょうか?
借りたお金は同じなのに金利がたった1%違うだけで、月々の返済金額は13,548円も違います。
5年前に2500方円の住宅ローンを借りた方は利息の金額だけで1300万円以上支払う事になりまが、今月に住宅ローンを組んだ方は利息の金額が735万円位ですね。
総返済金額を比較しても約570万円位の差が出てくるわけです。
金利が1.05%違うだけで、金融機関さんに支払う金額が570万円も違う。
これが住宅ローンの金利のインパクトです。
フラット35の金利が下がり続け、今月の2月に1.37%という史上最低の金利をたたき出しました。
今から5年前に家をフラット35で借りた方からすると、とんでもない金利です。
ですので、フラット35からフラット35へ借り換えする方が急増しているというのも、分かって頂けると思います。
今現在、、住宅ローンの金利が底辺付近と思われます。
以上の事から、住宅ローンを組むのに最適な時期である事には間違いはありません。
ただし!
これは、住宅ローンを組んでも大丈夫な準備が出来ている方の事です。
周りの方に流されて、準備不足のまま家づくりを進め住宅ローンを組んでしまいますと、とんでも無い事になります。
まず何から始めれば良いのか?
それは、家づくりに対してご家族の温度を合わせる事です。
私が今までに家づくりのご相談を頂いたお客様の中には、ご夫婦で足並みが揃っていない方もいらっしゃいました。
なぜ、自分たちは家が必要なのか?
誰の為に、家を家を建てるのか?
まずは、これをご夫婦ご家族でお話をしてみて下さい。
それから、住宅の完成見学会に出かけて、自分たちはどのような家づくりをしていきたいのか?をご夫婦で確認して下さい。
そして、資金計画です!
今払えるお金で計画するのではなく、将来に渡って無理なく返済出来る様にライフプランを組んで時系列にお金の収支を計画して資金計画を組む事が大事ですね!