お家って、
どうしても“見えるところ”で判断
したくなるものだけど、
本当に大事なのは
ほとんど見えないんですよね。
こんにちは!
青森県八戸市を中心に
「安心」と「快適」がずっと続く
家づくりをご提案している、
ワコウホーム2代目社長の
深畑 浩之です!
建てた後の暮らしまでしっかり
考えて、
“ずっと安心できるお家”をつくる
ことを大切にしています。

◆ 今日のテーマ
「プロが好む家は人気がない理由」
このブログは
「プロが良いと言う家って、何が違うの?」
「家の中身の大切さがよく分からない」
「見た目より“長く安心して暮らせるお家”を選びたい」
そんなふうに感じている
あなたに向けて書いています。
いつもご覧いただきありがとう
ございます。
今日で毎日ブログ【第1705号】
になります。
家づくりの現場で、
まったく違う価値観で家を見ている
人たちがいます。
それは、
お家をつくる職人さんです。
壁の中、床下、屋根裏、通気層…
一般の人が一度も見ない場所を、
毎日見て触れてつくっている人たち。
彼らが
「これは良い家だな」と言う家って、
実はあまり人気がありません。
もっと言えば、
一般の方には
魅力が伝わりにくいんです。
理由はとてもシンプルで、
職人さんが見ているのは
“完成したら隠れる部分”だから。
たとえば大工さんだと
「ここは湿気が溜まりやすい納まりだな」
「この断熱の入り方はムラが出るな」
「この構造は後で狂いが出にくいな」
こういう判断基準です。
特に大工さんが一番こだわるのは、
湿気。
壁の中に湿気が溜まると、
木が腐る・カビが出る・断熱性能が
落ちる…。
その“結末”を
現場で何度も見てきたからこそ、
どうしても湿気対策を最優先にします。
でも、
お客様が重視するのはデザイン・
価格・間取り・雰囲気。
これはこれで大切。
家づくりの楽しさの部分です。
つまり、
職人さんの価値観とお客様の価値観は
ズレているんです。
どちらかが正しいわけじゃなく、
どちらも必要。
私はこのバランスを
本音では70:30だと思っています。
70は職人さんの視点。
湿気・断熱・通気・施工精度・耐久性…。
ここを軽くすると
後から必ず困ることが起きます、
本音を言えば、
この“70”の部分をもっと大事にしたい。
ただ、
それだけだと
お客様にとっては面白くありません。
プロの視点だけで言えば、
本来は“中身の70%”が家の良し悪しを
決めます。
でも家づくりには
「暮らしの楽しさ」や
「ワクワクする部分」も欠かせません。
だから現実には、
安心の60%に楽しさの40%を足す
くらいがちょうど良いバランスに
なります。
“本音は70:30”
“現実的には60:40”
この2つの感覚を持っておくと、
家を見る目が一気に変わります。
実際、
私自身も壁の中で派手な結露を見た
経験は多くありません。
それでも
湿気対策を大切にしているのは、
湿気が断熱性能を静かに落として
いく現象は確実に起きるからです。
見えない部分こそ丁寧に。
これは、
私がずっと変わらず大切にしてきた
“誠実なお家づくり”の姿勢です。
「ちょっと聞いてみたいだけ
なんだけど…」
そんな時は、
メールでもLINEでも大丈夫です。
私に気軽に聞いてください。
私が必ずお返事します。
少しお時間をいただくこともあり
ますが、
どんな内容でもしっかり読ませて
いただきます。
文章が苦手でも大丈夫です。
ブログの感想なども大歓迎です!
本日も最後まで読んでいただき
本当にありがとうございます!
また書きますね!













