家づくりって、
断熱材がいろいろありすぎて
「正直、何が良いのかよく分からない…」
そんなふうに感じたこと、
ありませんか?
こんにちは!
青森県八戸市を中心に
「安心」と「快適」がずっと続く
家づくりをご提案している、
ワコウホーム2代目社長の
深畑 浩之です!
建てた後の暮らしまでしっかり
考えて、
“ずっと安心できるお家”をつくる
ことを大切にしています。

◆ 今日のテーマ
「なぜ、100倍発泡ウレタンを
採用する住宅会社が多いのか?」
このブログは
「ウレタン断熱ってどうなの?」
「メリットとデメリットを知っておきたい」
「断熱材の選び方で後悔したくない」
そんなふうに感じている
あなたに向けて書いています。
いつもご覧いただきありがとう
ございます。
今日で毎日ブログ【第1696号】
になります。
何となく思っていても聞いた事が
ない疑問。
「なんで多くの住宅会社が
100倍発泡のウレタン吹付を採用
するのか?」

今日はこの疑問について、
お話していきます。
まず結論から言いますと
“現場として採用しやすいから”
なんです。
・施工が早い。
・金額が安い。
・隙間ができにくく気密性が取りやすい。
・形が複雑な場所でも断熱しやすい。
という
大きいメリットがあります。
もう一つは、
数字を作りやすい=営業が説明しやすい
という理由。
例えば
「断熱等級6クリアできます」と
いった性能値は、
ウレタン吹付だと比較的出しやすいと
思います。
さらに見学会では、
お客様がモコモコに発泡した断熱材を
見ると、
「なんかしっかり断熱されてて
暖かい感じがする!」
となって安心しやすいです。
こうした
「分かりやすさ」
「伝わりやすさ」も、
住宅会社が採用しやすい理由の
ひとつになっています。
ただ、
ここからが大切な話です。
100倍発泡ウレタンには、
メリットとは別に
湿気を通しやすく、
湿気を含むと抜けにくい
という性質があります。
特に厚みがあるほど抜けにくい。
そして、
断熱材が湿気を含む事で
本来の断熱性能が発揮できなく
なる可能性があります。
これは、
断熱材が“空気の層”で性能を出して
いるため、
湿気を含むとその空気層が潰れ、
本来の性能が発揮できなくなる
からです。
だから私は、
この“湿気を含む”という性質は
断熱材選びの大事な点だと思うんです。
断熱材が湿気を含まないようにする
対策として、
防湿シートを貼ることはとても大事
です。


ですが正直に言うと、
この防湿シートを「完璧に」貼って、
断熱材が湿気を一切含まないように
するというのは
現場の感覚として、
私はとても難しいことだと思って
います。
身近なお話でいいますと
ポテトチップスを開封して少し食べて
しっかり密閉し数日後に食べた時に
パリッ
って食べられますか?
2~3日位だったら
なんとかいけるかもしれませんが、
それ以上は難しいと思います。
どれだけしっかり閉めたつもりでも、
湿気を含むんです。
しかも今は
お家の断熱性能を上げる為に
お家の外側にも断熱材を貼る
“W(ダブル)断熱”を採用する
住宅会社が増えています。

W(ダブル)断熱は本来とても
良い考え方ですが、
組み合わせによっては
湿気が逃げにくい構造 になる場合が
あるんです。
ワコウホームもW(ダブル)断熱を
標準仕様にしていますが、
湿気がきちんと逃げるよう、
“湿気の通り道をつくる構造と施工”を
徹底しています。
この点については
以前のブログ
に詳しく書きました。
だから私は、
「性能がいい」「数字が出る」
という理由だけで
断熱材を選んではいけないと
思っています。
大事なのは、
10年後、20年後にどうなるか。
お家の性能は、
“建てた直後”よりも“時間が経ってから”
本当の差が出てきます。
私たちワコウホームが断熱材に
こだわるのは、
お客様の暮らしを守りたいから。
そして、
10年後に「このお家にしてよかった」
と心から思ってほしいからです。
断熱材選びは、
お家づくりの土台。
どこの住宅会社で建てられるに
しても
今日のブログが、
あなたの判断材料になれば嬉しい
です。
「ちょっと聞いてみたいだけ
なんだけど…」
そんな時は、
メールでもLINEでも大丈夫です。
私に気軽に聞いてください。
私が必ずお返事します。
少しお時間をいただくこともあり
ますが、
どんな内容でもしっかり読ませて
いただきます。
文章が苦手でも大丈夫です。
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本日も最後まで読んでいただき
本当にありがとうございます!
また書きますね!










