結局、断熱材は何が良いの⁉
実は“素材”より大事なことがあります。
こんにちは!
青森県八戸市を中心に
1年中、温度・湿度・空気を自動で
快適に整える
──家族の健康を守るお家──
「安心」と「快適」がずっと続く
家づくりに取り組んでいる
ワコウホーム2代目社長の
深畑 浩之です!
建てた後の暮らしまでしっかり
考えて、
“ずっと安心できるお家”をつくる
ことを大切にしています。

◆ 今日のテーマ
「結局、断熱材は何が良いの?」
このブログは
・断熱材の種類が多すぎて分からない
・何が正解なのか迷っている
・性能の話ばかりでモヤモヤしている
そんなふうに感じている
あなたに向けて書いています。
いつもご覧いただきありがとう
ございます。
今日で毎日ブログ【第1732号】
になります。
家づくりを考え始めると、
必ず出てくる質問があります。
「断熱材って、
結局どれが一番いいんですか?」
グラスウール?
ウレタン?
セルロースファイバー?
発泡系?
ネットを見ても、
住宅会社に聞いても、
それぞれ「うちが一番」と言います。
正直、
余計に分からなくなりますよね。

でも今日は、
あえてハッキリ言います。
断熱材選びも大事ですが、
それ以上に大事なのは
“湿気に対してどう向き合っているか”です。
断熱材の考え方には、
大きく分けて2つあります。
・湿気を通さない
・湿気を通して外へ逃がす
どちらが正解か?
実は、
どちらも正解になり得ます。
ただし、
“条件が合っていれば”です。
私が現場で
一番ダメだと思っているのは、
「断熱材が湿気を溜め込む状態」
これです。
湿気を通さないつもりが
完全には止めきれず壁の中で結露する。
湿気を通す設計なのに、
外へ逃げる道がなく壁の中で湿気が
居座る。
その結果、
何が起きるか。
・断熱性能が落ちる
・カビが発生する
・木が傷む
・お家の寿命が縮む
でも、
壁の中は見えません。
だから、
問題が起きていても、
気づいた時には遅い。
ここが一番、
怖いところです。
ここで
大事なことを言います。
断熱材は、
単体で良し悪しが決まるものでは
ありません。
・どう施工されているか
・防湿をどう考えているか
・八戸の気候に合っているか
これらがすべてセットになって、
初めて意味を持ちます。
だから、
「この断熱材が一番いいですよ」
この一言だけで話が終わる家づくりは、
私は少し怖いと思っています。
私たちが一番気にしているのは、
今の快適さではありません。
10年後、20年後も
壁の中が健康でいられるか。
住んでいるご家族の健康と、
お家そのものの寿命。
そこを守れない断熱はどんなに
数値が良くても意味がないと
思っています。
だから、
「断熱材は何がいいんだろう?」
と悩むよりも
「そのお家は、
湿気をどう扱う設計なのか。」
ここを見てほしいのです。
「なぜ、
その断熱材を採用しているのか」
「その理由を、分かる言葉で
きちんと説明してくれるか」
ここが、
住宅会社を見極める
大事なポイントだと思っています。
これは、
脅しでも
営業トークでもありません。
現場を見てきた人間の、
正直な実感です。
家づくりは、
完成した瞬間よりも、
住み続ける時間のほうが
圧倒的に長いのです。
だからこそ、
見えない部分ほど
きちんと考えてほしい。
そう思っています。
最後に、
ひとつだけ問いを置きます。
あなたが今
検討している住宅会社は、
「なぜ、その断熱材を使っているのか」
その理由を、
湿気の話まで含めて説明できますか?
もし
「性能がいいから」
「数字が高いから」
で止まっているなら、
それは
“素材の説明”であって、
“お家の説明”ではありません。
この視点、
ぜひ持っておいてください。
「ちょっと聞いてみたいだけ
なんだけど…」
そんな時は、
メールでもLINEでも大丈夫です。
私に気軽に聞いてください。
私が必ずお返事します。
少しお時間をいただくこともあり
ますが、
どんな内容でもしっかり読ませて
いただきます。
文章が苦手でも大丈夫です。
ブログの感想なども大歓迎です!
本日も最後まで読んでいただき
本当にありがとうございます!
また書きますね!












