昨日の地震で、
お家の“揺れ方”が気になった方は
多かったと思います。
こんにちは！
青森県八戸市を中心に
1年中、温度・湿度・空気を自動で
快適に整える
──家族の健康を守るお家──
「安心」と「快適」がずっと続く
家づくりに取り組んでいる
ワコウホーム2代目社長の
深畑 浩之です！
建てた後の暮らしまでしっかり
考えて、
“ずっと安心できるお家”をつくる
ことを大切にしています。
◆ 今日のテーマ
「広いリビングと耐震の“本当の関係”」
このブログは
「間取りを考えるとき、
どこまで自由にしていいの？」
そんな不安を持っている
あなたに向けて書いています。
いつもご覧いただきありがとう
ございます。
今日で毎日ブログ【第1715号】
になります。
昨日の地震は怖かったですね…
揺れの時間も長く恐怖を感じました。
あの震度6強の揺れを経験して、
あらためて
「間取りって、
便利さと耐震のバランスが大事だよな…」
と強く感じました。
間取りって、
暮らしやすさを優先すると、
どうしても
「広いリビング」
「スッキリ空間」
「開放的な間取り」
こういう方向に向かいやすいです。
気持ちはよく分かりますし、
私も“家族で集まれる明るいリビング”は
大好きです。
ただ、
現場を28年見てきて思うのは、
便利を追いすぎると、
耐震が一気に落ちることがあるという
厳しい現実です。
たとえば、
広く開放感のあるリビングをつくる
ために柱を抜いたり、
回遊動線を増やして壁をなくしたり
すると、
お家の「力を受け止める場所」が
少なくなります。
特に昨日のような大きな揺れが
来ると、
その“弱くした部分”に負荷が集中
しやすいんですよね。
そして忘れてはいけないのが、
1階が弱くなる間取りの危険性
です。
お家は地震のとき、
必ず 1階に負荷が掛かります。
だからこそ、
ビルトインガレージや広すぎる
LDKなど、
1階の柱や壁が減る間取りは
本当に注意が必要なんです。
ここを知らずに
「便利だから」
「オシャレだから」
という理由だけで間取りを決めるのは
私は危ないと思っています。
では、
どうすればいいのか。
私が大切にしているのは、
“便利と強さのどちらも落とさない設計”
です。
広いリビングもつくれます。
開放感もつくれます。
ただし、
・どこに壁を残すか
・どこで柱を受けるか
・2階との直下関係がどうなっているか
ここをきちんと押さえて設計する
ことが何より大事です。
※「直下関係」というのは、
2階の柱や壁の“重さの受け皿”が
1階の同じ位置にあるかどうかのこと。
ここがズレると、
揺れの負荷が一点に集まりやすく
なります。
間取りの打ち合わせはワクワクする
時間ですが、
楽しさだけで決めてしまうと、
昨日のような“突然の揺れ”で後悔する
ことになります。
あなたのお家を守るのは、
使いやすさと耐震、
その両方が
ちゃんと成立している間取り です。
どちらか一つではダメです。
どちらも必要なんです。
昨日の地震をきっかけに、
ぜひ一度
“間取りの安全性” について
ゆっくり考える時間をつくって
みてください。
「ちょっと聞いてみたいだけ
なんだけど…」
そんな時は、
メールでもLINEでも大丈夫です。
私に気軽に聞いてください。
私が必ずお返事します。
少しお時間をいただくこともあり
ますが、
どんな内容でもしっかり読ませて
いただきます。
文章が苦手でも大丈夫です。
ブログの感想なども大歓迎です！
本日も最後まで読んでいただき
本当にありがとうございます！
また書きますね！
