こんにちは
休み中、帰り道
寄ってみたいと頼んで
「石川啄木記念館」に行ってきました
石川啄木は26才の若さで亡くなりましたが、
その人生は、悲しく、厳しいものだったような
お母さんも歌人だったので
そのDNAはお母さんから
受け継いでいたのでしょう
代用教員をしたり、新聞記者をしたり
北海道、岩手、東京
転々として歩きます
居候のような生活
借金をしながらの生活
貧乏が病気の引き金になったのでしょうか
妻も、啄木の後を追うように
26才で亡くなっています
そのような生活の中で
詩心がとぎ澄まされたのか
後世、断絶していた親友が、
啄木の作品を出版し、
世に送り出してくれています
生きている間は
あまり評価を受けない現実
ぎゅっとつまった一生でした
函館、立待岬に墓があり、
一首
東海の小島の磯の白砂に
われ泣きぬれて蟹とたわむる