こんにちは。
テレビで、種差海岸が津波に襲われた時のことを放送してました。
同じ八戸にいても、その激しい被害を実際、目にしていないため、
あまり深刻に考えていませんでした。
でも、その辛い現実を受け止めなければならない人々が
八戸にもたくさんいます。
市川町のご家族も、ご夫婦で40年間、夜遅くまで働きづめで、
ようやく建てた家が被害を受けました。
津波で一階がほとんど水をかぶり、住めなくなりました。
しかたなく、遠くにいる二人の娘さんの所へ、
ここを引き払って行こうかどうか悩みました。
夫婦が元気なうちは、頑張って、八戸にいて暮らしたいのは本心です。
でも、周りの家がどんどん壊されていくのを見て、どちらかが倒れたら、
ここを去ろうと考えていました。
また、一人の娘さんも、厳しいことに、
仕事が仙台から福島に転勤になり、
お子さんへの原発の影響が心配なので、八戸で預かることにしました。
おじいちゃんは、
「今まで、一生懸命働いてきたのぅあ何だったのが分からなぐなったぁ」
と涙ぐんで話し、
あと16年残ったローンを
思いあぐねていました。
それでも、孫を面倒みながら、孫から元気をもらい、
家族は、お互いを思いやって、この苦境を切り開いて
進んで行くことと思います。
岩手、宮城、福島の方々はもっともっと悲しい、命までなくした方がいて、
忘れては行けないなぁと半年経って、少しずつ忘れている自分を反省しました。