こんにちは!
八戸市「ファースの家」施工店
「安心」と「快適」を保ち続ける家づくり
を得意としているワコウホームの深畑浩之
です!
認定長期優良住宅(耐震等級3)仕様の
お家を造っています!
今日も、ありがとうございます!
今日は「基礎に鉄筋が入っていなかった…」
についてのお話です。
先日から着工しているH様邸の母屋の解体
工事ですが、建物が無くなり基礎だけに
なっています。
当時の基礎が、どんな感じで施工されて
いたのか知りたかったので断面を見てみま
したら、基礎のコンクリートの中に鉄筋が
一本も入って無かった感じでした(汗)
ですので、基礎は鉄筋コンクリートでは
なく、ただのコンクリートでした(汗)
住宅の基礎で使用されているコンクリ―ト
には鉄筋が組まれて入っています。
鉄筋を組んでコンクリートを流し込むと
鉄筋コンクリートになります。
コンクリートの中に鉄筋を組んで入れて一体
にしているので、鉄筋コンクリートという
名前になっています。
では、なぜコンクリートの中に鉄筋を組んで
入れるのか⁉
という事ですが、コンクリートの中に鉄筋を
組んで入れる事で強度が格段に強くなるから
です。
実はコンクリートには弱点がありまして、
コンクリートというのは圧縮の力には非常に
強いのですが、引張りの力には弱いのです。
その弱点を補うのが鉄筋です。
鉄筋は、圧縮の力には弱いのですが引張りの
力には非常に強いのです。
なので、コンクリートと鉄筋を一体にして
それぞれの弱点を補う事によって、鉄筋コンク
リートという強い建設資材になるのです。
しかも鉄筋は火や水に弱いのですが、それを
コンクリートで覆う事によって、鉄筋のもう
一つの弱点も補っています。
なので、コンクリートの中に鉄筋を組んで
入れているのです。
ちなみに、コンクリートの中の鉄筋は細かく
配置されているほど強いので、ワコウホーム
が造るお家の基礎の鉄筋は細かく配置して
います。
当時の事は私は分かりませんがお家を支える
基礎のコンクリートに鉄筋が入っていない
というのは今では考えられないことです。
今日は、この辺で!