こんばんは!
八戸市「ファースの家」施工店
「30年経っても年中快適を保ち続ける家」
を建てている
「しあわせ家族をつくる住宅専門店」
ワコウホームの深畑 浩之です!
今日は「増築工事を進める時に直面する問題」に
ついてのお話です。
お家を増築するにあたり、10㎡以上増築する場合は
確認申請が必要です。
10㎡という広さは収納も含めて6帖位(2.73m×
3.64m)の広さのお部屋です。
これは問題無いのですが、増築する場合は既存建物の
耐震性を今の基準に適合する様にしなければならない
場合があります。
既存建物の耐震性が当時はOKだったとしても今は
NGという既存不適格建築物という場合は結構あり
ますので、既存建物の耐震性を上げる工事が必要に
なります。
工事費が増築部分のみだけでなく既存建物の耐震性を
上げる費用も掛かってきますので、工事費用が高く
なってしまいます。
ちなみにですが、既存建物はそのままで、お部屋を
増築する方法は既存建物と増築部分の接続部分に、
エキスパンションジョイントを入れる方法があります。
エキスパンションジョイントとは、下記の写真の事を
いいます。
既存建物と増築部分は繋がっているのですが、構造体は
切り離しています。
このエキスパンションジョイントを入れると、既存建物
はそのままで増築する事が出来ます。
ただし、これは1階を増築する場合は使えますが、既存
建物の2階を増築する場合は厳しいと思います。
その場合は、既存建物の耐震性を確認し必要に応じて
耐振性を上げる工事が必要となります。
皆様のご参考になれば幸いです!
今日はこの辺で!