こんばんは!
『しあわせ家族をつくる住宅専門店』
ワコウホーム家づくりアドバイザーの深畑 浩之です(^^ゞ
今日は壁部分のダブル断熱についてのお話をしたいと思います!
まず初めに、皆様は内断熱とか外断熱とかお聞きした事がありますでしょうか?
一度くらいはお聞きした事があるかもしれませんが、知らない方もいらっしゃると思います。
壁部分での内断熱ですが、壁の中に断熱材を施工する事を内断熱、壁の外側に断熱材を施工する事を外断熱といいます。
この他に、内側にも外側にも断熱材を入れる方法をダブル断熱といいます。
ちなみに当社の標準工法であるファース工法はダブル断熱方式です。
ダブル断熱が良い特徴の一つとして、熱橋(ねっきょう)が少ないのです。
熱橋という言葉は聞きなれない方もいらっしゃるかもしれませんね(汗)
熱橋とは内断熱方式の場合、柱と間柱の間に断熱材を入れていくのですが、柱は断熱材より断熱性能が弱いので、柱から熱が出入りしてしまうという現象の事をいいます。
例えばですが、グラスウールの熱伝導率は0.038です。(当社が採用しているエアクララの熱伝導率は0.022です)
木は材種で違ってくるみたいですが、ここでは0.15としましょう。
ちなみにですが、熱伝導率の数値が低ければ低いほど断熱性能が高い。という事になります。
そうすると、木の部分はグラスウールの所より4倍の速さで、熱を逃がしてしまいますね。
分かりやすく下記の図でご説明すると、熱橋と書かれている木材の部分と断熱材の部分とでは、熱の出入りが4倍位違うという事になります。
ここまで大丈夫でしょうか(汗)
今日も難しいお話しで、すみません…
ちなみにですが、鉄骨のお家もありますが、鉄骨の熱伝導率は55です。
グラスウールに比べると1450倍位、熱を通しやすいのです(汗)
ですので、熱橋対策は必須です。
話を戻しますね!
下記の図は、ファース工法のダブル断熱のイメージ図です。
構造体による断熱のムラは少ない方が良いに決まっています!
今日は、ダブル断熱のお話しでした!