こんばんは!
『しあわせ家族をつくる住宅専門店』
ワコウホーム家づくりアドバイザーの深畑 浩之です(^^ゞ
今日は断熱材について、お話しさせて頂きたいと思います!
今現在、住宅屋さんで多く使われているのはグラスウールだと思います。
安くて断熱性能の高い素材ですから、採用する工務店さんは多いです。
ちなみに当社は、グラスウール断熱材は新築では使っておりません。
この辺のお話しは、またの機会にお伝えさせて頂きますね!
このグラスウール断熱材ですが、正しく使われて初めて本来の性能を発揮するんです。
知ってるよ!という方もいらっしゃると思いますが、知らない方の為に、お伝えさせて頂きますね!
下記の図を見て頂きたいです。(ちょっと古い資料で、すみません…)
(a)の状態がグラスウール断熱材の正しい施工の仕方です。
この状態で本来100%の状態になります。
(b)の様な施工をしてしまうと84%まで性能が落ちます。
(c)の様な施工をしてしまうと46%まで性能が落ちます。
(d)の様な施工をしてしまうと67%まで性能が落ちます。
グラスウール断熱材は入っていれば良いというものではありません。
正しく施工されて、初めて100%の性能が発揮されます。
しかも、これだけではありません。
正しく施工されないと壁の中で結露を起こしてしまい、水分を含んでしまいます。
断熱材が水分を含んだ時点から、断熱材ではありません。
そして、カビが…
最悪、壁の中で断熱材がずり落ちてしまいます。
それにずっと気づかず、そのお家で過ごしたらどうなるのでしょうか?
病気になってしまいますよね!
想像しただけでも、怖いです。
このグラスウールの正しい入れ方というのを知っている職人さんは以前に比べて増えてきたと思います。
ですが、全ての職人さんが知っているか?となると、少し疑問ですね。
どこの工務店が正しい施工をしているか?という判別は難しいですが、ご検討している工務店が構造の見学会をやっているかどうか?で判断するのも一つではないでしょうか。
構造見学会をする工務店は、構造に自信があるから構造見学会をするものです。
完成見学会で見たお家が素敵だった、営業マンが素敵だった、単純に安かったから、という理由だけで工務店を決められるのではなく、自分達家族が一生住む大切なお家なのですから、もう少し踏み込んでご検討される事をお勧めします。
家づくりも結婚と同じです。
やはり、最後の決め手は中身では無いでしょうか?